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① 留学先、留学時期について(どのようにして決めたか)
私は2024年8月から2025年6月までの10ヵ月間、スウェーデンのカールスタード大学に派遣留学をしていました。留学先を決めた理由は、北欧に憧れがあったことと、スウェーデンではヨーロッパの中でも特に英語を話せる人が多いと知ったからです。英語で日常生活や学業を進めやすい環境は、留学生活を安心して送るためにとても重要だと思いました。
② 留学前の準備として、何をすべきか(すべきだったか)
留学するに当たってIELTSを取得しました。スコアは6.0しか取れませんでしたが(カールスタード大学の留学条件はスコア6.5)、留学することが出来ました。留学できたので良かったですが、留学先が提示しているスコアを取れていると、安心できると思うので、IELTSの勉強は早くから始めると良いと思います。
③ 留学先について知っておくとよい情報
友達作りが不安だったけど、初めのイントロダクションウィークで、大学が留学生と現地の学生数人のグループを作ってくれるので、友達が作りやすいです。
また、大学のプログラムの一環で、現地の家族と交流できるコンタクトファミリープログラムに申し込むことができます。私はこのプログラムを通じて素敵なホストファミリーと出会い、スウェーデンの暮らしや食文化を経験できました。何か困ったことや分からないことがあっても、助けて下さるので沢山お世話になりました。
④ 留学中に取り組んでよかったこと、その理由
大学にあるKAUIFというスポーツアソシエーションに参加したことです。私は主に週に2回バスケをしていましたが、他にもバドミントンやフロアボールなど様々なスポーツに参加することができます。バスケはチームスポーツなので、現地の学生や留学生とコミュニケーションを取る機会が多く、沢山友達を作ることが出来たので参加して良かったと思いました。そこで仲良くなった人たちとバスケの大会に出場する機会もありました。
⑤ 留学中の苦労、それをどのように乗り越えたか
言語の壁には何度も悩まされました。ヨーロッパからの留学生は基本的に英語がすらすら喋れるので、初めは英語を話すことがすごく億劫で、他の留学生に話かけたりすることが出来ませんでした。それでも、英語を使う機会を逃すと意味がないなと思ったので、少しずつ英語で話す機会を増やしていきました。スウェーデン留学の良い所はみんな英語がネイティブではない事だと思います。もちろんネイティブみたいな人は沢山いるけど、みんな英語が第二言語だと思ったら、英語へのハードルもどんどん下がっていきました。
授業が、日本の大学とは違いディスカッションベースだったことにも苦労しました。初めは発言する事が全然できなかったけど、予習のリーディングを授業前に必ず読むようにすることで、少しずつ発言できるようになりました。
また、スウェーデンは冬になると日照時間が凄く短くなるので、身体が慣れておらず睡眠不足になりました。KAUIFで体を動かしたり、ジムに行ったりして体調を整えていました。
⑥ 留学経験をこれからどのように生かしていこうと考えているか
日本に来る留学生や観光客と積極的に関わっていきたいと思います。さらに、自分の留学中に学んだ異文化理解やコミュニケーションの大切さを活かし、相手が安心して日本での生活や旅行を楽しめるようにサポートしたいと考えています。また、これから留学を考えている学生の方のサポートもしていきたいです。
⑦ 卒業後の進路について
まだ未定ですが、現在就職活動中です。
⑧ 留学してよかったこと、成長(変化)したこと、その理由
留学してよかったことは、自分の視野が大きく広がったことと沢山の国に友達が出来たことです。日本では出会えないような多様な価値観や考え方に触れることができ、自分の考えを見直すきっかけになりました。言語や文化の違いに戸惑うこともありましたが、その経験を通して挑戦する勇気と柔軟に対応する力が身についたと思います。その結果、以前よりも積極的に人と関わり、自分の意見をはっきり伝えられるようになりました。改めて、人とコミュニケーションを取り、新たな考えや知識を得る楽しさを実感しました。
⑨ 派遣留学を志す後輩へのメッセージ
不安もいっぱいあるけど、留学は絶対素敵な思い出になると思います!頑張ってください!