イギリス シェフィールド大学

2024年度 / ヨーロッパ <イギリス>

掲載日:2025年9月3日

NEW シェフィールド大学

A.O.

(人間社会学域 国際学類 3年)

体験報告

  • <留学先・時期について>
    私は金大で国際政治を専攻していて、シェフィールド大学の政治学部の授業の評判がよいとアドバイス教員から聞き、そこに決めました。イギリスでは英語が母国語として話されており、また魅力的な建物やハリーポッターなどイギリス文化に興味があったことも決め手となりました。国際学類の周りの子で、3年で長期留学に行く子が多く、長期滞在し英語力向上・異文化社会への抵抗意識をなくしたかったので、3年生の9月から翌年の6月まで(9ヶ月間)の長期留学へ行くことにしました。

    <シェフィールドについて>
    シェフィールドは、イングランドの中央付近に位置する都市で、比較的イギリス内どこでも行きやすいです。国際便の出るマンチェスター空港まで電車で1時間で行けるため、旅行・渡航・帰国がしやすいと思います。イギリスは金沢のようにくもりや雨が多いですが、小雨ばかりなのでみんな傘を差しません。冬は金沢と同じような気温ですが、1年を通して比較的春秋のような気温が多く過ごしやすい印象です。

    <留学前の準備>
    留学前には、入りたい学部で要求されているIELTSのスコア取得、金大学内応募、奨学金応募、visa申請、現地大学への応募などがありました。学内応募と奨学金では、志望動機や今後の計画などを書類へ記入し応募をしました。現地大学への応募の際には、履修の仮登録などを行いました。Visaの取得は時間がかかるため、できるだけ早く始めた方がよいと思います。IELTSのスコア取得は、応募までに取得すればよいとのことだったので、学内応募の際にスコアが足りなくても大丈夫でした。スコアが足りないと取れない授業があるので、どうしても取りたい授業がある場合は要求スコアを満たせるよう頑張ってください!

    <留学中の苦労>
    はじめは、現地のアクセントが聞き取れず、会話についていけず落ち込むことがよくありました。でも、わからないのが恥ずかしいと思わず積極的に質問したり、真摯に向き合ったりすれば、みんな丁寧に説明してくれました。自分が損をして困らないためにも、わかったふりをせず、授業後に質問をして授業内容や課題、試験について情報漏れがないように気をつけていました。

    <留学中にやってよかったこと>
    シェフィールド大学は、学生団体の活動が毎年賞をとっていて、その中にsocietyというサークルのような活動があり、スポーツ系、学問系から映画の制作・上映を行うもの、テイラースウィフトのファンが入るもの、ハリーポッターにでてくるクディッチをするものなど、非常にユニークなものがたくさんあります。私はJapan societyに入っており、現地で長年暮らしている日本人、日本好きや日本語を勉強している人、暇な人など色んな国籍の人がいました。イベントや集まりを通して人と話し、色んな国の文化を教わり、日本文化も教え、たくさん友達ができました。そこでできた友達と今でも交流が続いており、財産だと感じています。また、ボランティア活動やイベント立ち上げへの参加も本society内で経験できました。

    <留学経験をどのように生かしていくか・進路>
    長期の留学をしたことで、英語で外国人とコミュニケーションをとること、海外で暮らすことに抵抗がなくなりました。仕事をする際に選択肢が広がり、自分の可能性を狭めることがないと思います。


    <留学してよかったこと>
    たくさん色んな人と会って、色んな場所へ行って、色んな経験ができたことです。留学前までは海外へ行ったことがなかったのですが、この年は色んな国で色んな経験をし、人生の中でもとても充実したものになったと思います。これらの経験を通して自分を見つめ直す機会が増え、自己理解が深まったようにも感じます。

    <メッセージ>
    色々大変なことはあるかもしれませんが、それも後々よい思い出になるし、乗り越えたら自信になるし、私は留学したことを全く後悔していません。楽しんでください。何とかなります!