ベルギー ゲント大学

2024年度 / ヨーロッパ <ベルギー>

掲載日:2025年9月12日

NEW ゲント大学

T,O

(人間社会学域 国際学類 3年)

体験報告

  • ・留学先、留学時期について(どのようにして決めたか)
    ――留学先をベルギーのゲント大学に決定したのは2023年の3月(留学する1年半前)です。実際に留学を経験した先輩や留学をしている先輩に話を聞きに行き、自分の希望とマッチしているかどうかを徹底的に比較検討していました。比較項目としては・物価・学校の授業カリキュラム・食事・文化、、、

    ・留学前の準備として、何をすべきか(すべきだったか)
    ――大前提として会話が成り立つ程度の英語力は必要です。前述しましたが自分が留学する国に実際渡航した人、先輩に話を聞きに行くことはした方がいいでしょう。留学先の理解度を上げていくことで留学開始時の不安が多少軽減されます。Hello Talk等の言語学習アプリで現地の友人を作っておくことも一つのアイディアだと思います。また、留学先で自分が何をしたいのかを明確にしておくことで留学終了時の満足度が変わると思います。

    ・留学先について知っておくとよい情報
    ――物価、家賃価格、治安、交通網の整備状態、現地通貨と日本円のレート

    ・留学中に取り組んでよかったこと、その理由
    ――私は留学中に現地サークルのイベント参加、ヨーロッパ周遊、留学先で日本語教育インターン、就活(日本での就職)などに取り組んできましたが、すべて参加、取り組んでよかったと振り返ることができます。何かに取り組む時には様々な目的があると思います。
    イベント参加やインターン→交友関係を深めたい、多くの国籍の人と話してみたい
    ヨーロッパ周遊→異なる文化、食事、気候を経験して視野を広げたい
    就活→自分が卒業後どのようなキャリアを選んでいきたいかを明確にしたい、何を目標に生きていきたいかを探したい等々どんなことに取り組んでも何かしら目的はあり結果はついてくるので、迷うくらいならやってみるくらいの精神で何かに取り組んでみるのはいいかもしれません

    ・卒業後の進路について
    ――卒業後はFAS業界へ就職します。FASは聞きなれないと思いますがFinancial Advisory Service の略称で、主に大企業のM&Aを主導する仕事になります。留学中に就職活動を行う中で、スーパーや街を散策していると日本企業がヨーロッパのマーケット進出を狙っていることが分かり、日本企業の海外進出を手助けする仕事に興味を持ったことが志望したきっかけです。またこれからの日本が経済成長を目指していく中で、海外マーケットは避けては通れないことは自明だったためFAS業界に就職することを決めました。また就職する会社が外資系グローバルファームのため海外出張、駐在の機会も多く恵まれている点も入社を決めた決め手になります。

    ・留学してよかったこと、成長(変化)したこと、その理由
    ――あまりポジティブな言い方ではないですが、自分を客観的に見ることができ、良い意味で「井の中の蛙」の自分を知ることができたことです。留学先には多くの国の優秀な頭脳、能力を持った人材が集まります。その中で生活することで自分との能力差や経験の違いに打ちのめされることが多々ありました。そこで不貞腐れることをせずに、自分を俯瞰して自分にしかない能力強みを見つけていくことができたことが留学してよかったと感じます。

    ・派遣留学を志す後輩へのメッセージ
    ――上記にたくさんポジティブなこと、ネガティブなことを書き連ねましたが、あまり留学生活を難しく考えないことが大事です。楽しむことを第一優先で考えましょう。現地で築けた交友関係は帰国してからも長く続きます。留学先、旅行先で得られた経験は自信を何倍も大きくしてくれると思います。楽しい時も落ち込んで心がふさぎ込んだ時も自分一人で悩むことはやめましょう。人に話すことで多少心が落ち着き、元気が出ます。皆さんの留学生活が楽しく送れることを願っています。