ファーストステッププログラム in タイ

2025年度 / アジア <タイ>

掲載日:2025年9月30日

マヒドン大学

期間:2025年8月26日~9月10日

体験報告

  • ファーストステッププログラム in タイ(夏)
    (人文学類2年HM)
    まず、初めての海外渡航体験としてこのプログラムは非常におすすめだと思う。理由としては、留学の期間・費用が挙げられる。約半月の研修期間は長すぎず短すぎないし、その費用も欧米留学に比べれば格段に安く、現地も物価が安い。また、タイの食事が日本人でも食べやすいことも理由の1つだ。極端に辛かったり、甘すぎたりするものもあったが、店員に頼めば唐辛子などを少なめにしてもらえるので大丈夫。現地のガパオライスやトムヤムクンは日本で食べるものと全く異なるので、是非食べてほしい(タイ米はパサパサしているのであまりお腹にたまらないが)。また、すき家など日本のチェーン店もたくさんあるので、食事で困ることはなかった。
     私は、このプログラムで初めて海外に行ったが、本当に参加して良かったと考えている。渡航前は不安なことばかりだったが、現地のバディの方々が手厚くサポートしてくださったので、彼らを含めたたくさんの新しい友人と共にとても有意義な時間を過ごすことができた。また、このプログラムを通じて様々な異文化体験やそれらを通じた自国文化に対する新たな見方を学んだ。例えば、タイの人々の人懐っこく明るい民族性には驚いた。誰これ構わず話しかけ、絶えず楽しそうにしている様子は日本ではあまり見かけない。これはタイにおける屋台文化が影響しているのだろう。あらゆる場所に点在するマーケットが人々の交流の場となり、それがタイ人の民族性を形成しているのだ。それに対し、日本にも八百屋などが建ち並ぶ商店街があり、昔は人々の交流が盛んだったが、今は当時ほどではないし、世間では他人に対する警戒心が年々高まっているのである。タイを見習えというわけではないが、参考にできる部分は多く存在するはずである。留学を通じて自分なりに考えて、さらに視野を広げてほしいと思う。

    (融合学域先導学類1年RN)
    私は海外に行くのが初めてだったのですが、初の海外がタイでよかったと思っています。金沢大学と富山大学の先輩と一緒に行動していたので不安感が少なく、タイの学生のバディさん達によるサポートもとても手厚かったので一人ではできなかったであろうたくさんの経験ができました。タイ料理を作ったり、寺院や王宮を訪れたり、ムエタイの体験をしたり、マヒドン大学の学食を食べたり、様々なマーケットにいったりタイのバスやトゥクトゥクに乗ったり、そのほかにも数えきれないほどの経験をさせて頂きました。2週間のなかでタイを最大限に楽しむプログラムが組まれているので、忙しくとても疲れますが、毎日が本当に充実していて、2週間とは思えないほど内容が濃かったです。この2週間の研修の中で、タイの人たちの笑顔と優しさが一番印象に残っています。市場や学食で食べようか迷っていたら手招きしてくれたり店の前まで来て説明してくれたりしました。また、タイ語がわからなくて困っているときにマヒドン大学の学生が助けてくれたこともありました。マヒドン大学のバディさん達はとても明るくフレンドリーで、話しかけるのが苦手な自分にもたくさん話しかけてくれました。タイの人々からみたら外国人である自分を快く受け入れてくれ、優しく接してくれたこれらの経験から、自分の中にあった無意識的な偏見や異文化交流への壁が取り払われたと感じています。それと同時に、英語力よりも、まずは話しかけること、伝えようとすること、これらの勇気のほうが大事だと強く実感しました。学習面では、英語の授業で一人一回は必ず皆の前で話したり、たまにグループになって話したりする機会が設けられていたので、今まで遠慮がちになっていましたが、自信をもって英語を話せるようになりました。この2週間のプログラムを通して、自分自身を大きく成長させられたと思います。タイへの理解も深まり、自分にとって忘れられない経験となりました。これからもいろいろなことに挑戦していきたいです。

    (理工学域機械工学類2年YY)
    私は、18日間という留学にしては短い期間ですが、タイで沢山のことを経験しました。この短期留学のプログラムは、英語での会話力を鍛えるに加え、タイ語やタイ料理、ムエタイ、タイダンス、マッサージなどの伝統的な文化を実際に体験できる機会も設けられています。授業や体験を通して、語学の勉強だけでなく文化への理解が深まり、新しい出会いがあったことも大きな魅力だったと思います。英語の授業では、毎回自分の考えを英語で表現する時間があります。私は、人前に出て発表するのは得意ではないのですが、繰り返し取り組むことで以前よりも発表に対する抵抗が小さくなったと感じました。また、このプログラムには富山大学の学生に加え、イギリス・イタリア・アメリカ・マラウイ・マレーシアなど、さまざまな国からの学生が参加していました。そのため、タイだけでなく様々な国の学生と時を過ごしていく中で徐々に仲を深めることが出来ました。授業後や休日は、タイのバディさん達が先導してショッピングモールやナイトマーケット、寺院などの観光地に連れていってくれました。その他にも、2泊3日のチョンブリ旅行など楽しいことが沢山あって2週間があっという間に感じるほど、毎日が楽しかったです。私は知人に誘われて軽い気持ちで参加を決めたのですが、終えてみると、この短期留学は私にとって貴重な経験となりました。語学力向上や異文化への理解に加え、仲間との交流や現地での体験を通して多くの学びを得ることができました。18日間という短い期間でしたが、その濃さゆえに毎日が充実しており、参加して本当に良かったと思います。

研修費以外にいくら必要?

現金4万+クレジット
タイは基本現金が主流のため現金もっと多めに持って行くべきだった
かなり節約した。 7万円ほどあれば十分ではないかと思います。
タイの方がレートは低いので現地で両替するのがおすすめ

持って行って便利だったもの、持って行けばよかった

寮で使うスリッパ、簡易財布、リュック、VISAのクレジットカード、ポケットティッシュ、洗濯ネット、肩掛けカバン、シャンプー・リンス・ボディソープ、現金(市場ではクレジットカードが使えない場合があるため)、汗拭きタオル、マスク 長袖(クーラーが効きすぎるところもある)風邪薬、体温計 胃腸薬 虫よけスプレー 折りたたみ傘 日本のお菓子(現地の方にとても喜ばれた)